おくみかわ市民政策研究所の私、中沢が地域協議会(小規模多機能自治)の歴史的流れ、意義、自治会との違い、組織内の各部会などスライドを使ってお話しました。

スライドはシミケン・データベースで公開しています。
以下の項目の流れにそってお話しました。
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地方分権地域に問われる~自主性と協働性

1. 地域自主組織とその興り

明治、昭和、平成の合併

① 明治中ころまで自然村 字(アザ)がつくところ。
② 明治政府による行政村。小学校区

1. 1889年(明治22年)末には15,820。

2. 1940年(昭和15年)の合併 市数200、町村数10,476

3. 1961年(昭和36年)昭和の大合併には3,472新制中学校区

4. 2010年(平成22年)平成の大合併 市町村の数は22年 (2010年) 2月1,773

平成11年3月31日3232→平成22年2月1日1773

③ 合併を繰り返す 身近な民主主義が遠くなる

2. 地域自主組織とその興り

第17条 市は、地域内分権を推進するため、別の条例で定めるところにより、 市長の権限に属する事務の一部を担い、地域の住民の意見を反映させつつこれを処理する。(新城市PDF

3. 住民自治協議会、小規模多機能自治

① ともにいいまちをつくろう、片思い 問題点

1. 中央集権の縮小

2. 地域は行政サービスの下請け、丸投げ

3. 二重行政

4. 区長などによる権威集約(名張市では区長制度廃止。自治会長)

② もともとあった自治

1. 森にはいりあい。今でも田植え前には水路の掃除を地域営農者で自主実施

2. 互助のシステム結(労働力、田植え、屋根の吹き替え)

3. 水門の管理。道を作る。

4. 頼母子講(たのもしこう)沖縄ではモアイ、海外ではマイクロクレジット

③ 依存からの脱却→主体性の発揮 住民が力を取り戻す。

「市民参加の梯子」

米国の社会学者のアーンスタイン 住民参加の8段階 、アーンスタインの梯子
自分がどの位置にいるか、行政がどの位置にいるのか、常に確認し、最終目標まで到達したいですね☆

①操 作 :行政主導の説得型。世論調査。
②セラピー:行政からの一方的な、治療的アクション。緊張の緩和

―――― ここまでは『参加不在』 ――――

③情報提供:情報提供する段階
④意見聴取:耳を傾ける・相談する段階。協議の場を設けるなど。
⑤懐 柔 :意見は聴くが、やりやすいことだけ取り入れる。宥和。

―――― ここまでは『形式だけの参加』 ――――

⑥協 働 :パートナーシップ。住民と行政がともに問題解決する段階。
⑦権限委任:市民の行政がもつ権限を委譲。
⑧市民管理:市民によるコントロール。自主管理。

―――― この段階で『市民の権利としての参加』となる ――――

市民参加とは、市民に「権力」を与えること。
つまり、エンパワメントである。

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